同窓生サロン（ZONE GALLERY)オープン展　原田章生絵画展

ご挨拶

 
名城公園の新キャンパス『名古屋造形大学』に、ご入学の皆さんおめでとうございます。はじめまして『名古屋造形同窓会』と申します。
僭越ながら、新二年生、同三年生、同四年生、大学院生の皆さんには小牧キャンパスほかで、それぞれが培われた感性を、この真っ白な学舎カンバスに“あらたな・じぶん”を、描いてください。
 
私たちの母校は1967年名古屋市中村区稲葉地に「名古屋造形芸術短期大学」として誕生し、一期生78名が入学しました。1985年に愛知県小牧市大草の緑多き大地に移転、1995年に
四年制の「名古屋造形芸術大学」が開学、2008年には『名古屋造形大学』に改称しました。そして、本年3月末に、皆さん方の先輩にあたる同窓会会員（卒業生）は、15，000人の
大所帯となりました。稲葉地、大草で「良薬は口に苦し」を共にした同窓生は今、各方面、各地で活躍しています。
 
本来なら関係者の皆さんと共に新・名古屋造形大学の誕生を盛大にお祝いすべきですが、申し上げるまでもなく、私たちを取り巻く環境は一層厳しさを増しています。
この同窓生サロン（ZONE GALLERY）開設準備も、ご多分に漏れず、思うようには進まない中でのスタートになりました。そんな折、今、当地を拠点に全国で活動中の《大学・美術4期卒》の原田章生さんへお声掛けをしました。
結果、快く協力して頂ける事となり、お陰さまで本日を迎えました。
 
まさしく、こんな時代だからこそ、原田さんが創る“ほっこりする”作品たちと出合い、
おこがましくも、ご覧頂く皆さんが一層、優しく温かな気持ちになって頂ければ幸いです。
 
地域の皆様、そして同窓生の皆さんへ、この度は図らずも「試行錯誤」の門出になりました。今後は、同窓生や内外の関係者の皆さんの声を真摯にお聞きしながら、“サロン”に相応しい場となりますように努めてまいります。
親しく、長いお付き合いを頂きます事を心よりお願い申し上げます。
 
2022年4月2日
名古屋造形同窓会
会長　片山光圓